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今回は日本だけではなく、海外へ向けてハンドメイドを販売することに注目した記事になっています☺︎
皆さん、自分の作った作品が海を越え、日本以外の国に住んでいる方に届くことを想像したことはあるでしょうか？
異なる国や文化、言語を持つお客様たちに自分の作品を届けることができる――そんな想像をした時、ワクワクした気持ちになった方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、海外に住んでいる方に向けてハンドメイド販売をする方法についてご紹介します。
「日本でハンドメイド作品を販売する＝日本国内に住んでいる方」だけではありません。
販売サイトを通せば、日本にいながらでも海外に向けて販売することができます。
この記事では、海外に向けてハンドメイド販売することのメリットや魅力、さらに海外向けに販売できる5つの販売サイトについて丁寧に解説します。
海外に住んでいる方に向けてハンドメイド販売をするという選択肢
ハンドメイド作品は、日本国内だけではなく海外へ向けても販売することができます。
「英語が好きで得意！」という方にはもちろんオススメですが、英語力にあまり自身がない....という方でも大丈夫です。
販売サイトを通すことで、日本にいながら販売することができますし、基本的にやり取りは全てメッセージやメールなので調べながら自分のペースで返信をすることができます。
また、多くの販売サイトには翻訳機能がついているので、英語力に自信がない方でも挑戦しやすい環境が整っていて安心です。
「自分が作った作品を海外のお客様へ届けたい」「英語はあまり得意ではないけどやってみたい」「興味がある」「喜んでほしい」などの気持ちがあるならば、一歩踏み出してみてもいいのかな思います☺︎
選択肢はいっぱいです。
海外に向けて販売するということは純粋にとても「楽しい」です！
ハンドメイド作品を海外販売することの魅力・メリット
ハンドメイド作品を海外へ向けて販売することの魅力やメリットは大きく5つあります。
- 可能性が広がり、自分に自信がつく！
- ライバルが少ない分、お客様の目にとまる確率が高くなる
- 日本国内で販売するよりもお客様の母数が格段に増える
- 嬉しい評価をしてくれることが多い
- 英語を活かすことができる
①可能性が広がり、自分に自信がつく！
自分の作品を海を越えた違う国に住んでいるお客様に販売している、届けているという事実は間違いなく自分の自信に繋がります。
また、自分の可能性を広げてくれるでしょう。
異なる文化などに触れることは刺激にもなりますね☺︎
②ライバルが少ない分、お客様の目にとまる確率が高くなる
日本国内だけで販売するより、海外へ向けて販売する方がお客様の目にとまる確率が高くなります。
なぜなら、現在の時点では海外に向けて販売している日本人の作家さんがあまり多くないからです。
minneなど国内の販売サイトを見に行くとわかると思うのですが、日本国内のお客様に向けて販売している作家さんはとても多いです。
それはつまりライバルも多いということになります。
そうなると、ハンドメイドのジャンルにもよりますが「はじめの1個を売る」だけでも少し難しくなってきます。
すでにハンドメイド販売の一歩を踏み出された方も、この「はじめの1個を売る」というところで苦戦されている方も多いです。
人気作家さんもいる中で、興味を持ってもらうのは難しさを感じるかもしれません….
その点、海外に住んでいる方に向けてハンドメイド販売をしている日本の作家さんはまだ多くないので、日本国内よりもライバルが比較的少なくお客様の目にとまる確率も高くなるということになります。
「日本国内だけでは全然売れなかったけど、海外販売を始めたら少しずつだけど売れるようになった！」という声も、耳にします。
③日本国内で販売するよりもお客様の母数が格段に増える
日本国内で販売するだけではなく、海外に向けて販売することで見込み客の母数が格段に増えます。
見込み客の母数が増えることはとても魅力的です☺︎
自分のハンドメイド作品の販路を広げることができますよ！
④嬉しい評価をしてくれることが多い
「同じ作品に対しての反応が、日本国内のお客様と海外のお客様とで全く違かった！」なんてことは決して珍しくありません。
例えば、日本では定番となってしまったデザインだったり、国内ではあまり反応がなかった作品でも、海外だと「素敵！」「可愛い！」「斬新なデザイン！」などと嬉しい評価をしてくれることが多いんです。
日本のショップであることに価値を感じてもらえる
また、「日本人の作家さん」「日本のショップ」であることに大きな価値を感じてくれる海外の方が多いのも嬉しい評価をしてくれる理由かなと思います。
それは、もともと海外の方が日本人に対して「丁寧」「器用」などの良いイメージを持ってくれているというのもありますが、実際に日本人の作家さんが作品やサービスに込める「気遣い」「工夫」などに感動される方が多いからです。
お客様の気持ちに寄り添うメッセージ対応、丁寧で可愛いラッピング、メッセージカードで「ありがとう」を伝えるなどなど、ほとんどの日本の作家さんがされているようなことでも、海外に住んでいる方はとっても喜んでくれるんです☺︎
⑤英語を活かすことができる
海外のお客様に向けて販売するため、英語を使う機会が増えます。
英語を活かすことができる環境があるというのは、人によってはとっても魅力的なことだと思います。
日本にいながら、海外に住んでいる方と英語でコミュニケーションをとれるのは嬉しいポイントです。
海外に向けて販売することができる販売サイトの中の5つをご紹介！
海外に向けて販売ができるサイトの中から5つをご紹介します。
ひとつずつご紹介していきます！
Etsy（エッツィー）
海外に向けてハンドメイド販売をする方法として、オススメなのが「 Etsy（エッツィー）」です！
Etsy（エッツィー）について
※現在日本に住んでいる作家さんが、新しくEtsy（エッツィー）でショップを立ち上げられない状況が続いています。この後に詳しくご紹介しています。
ついに、2023年11月に日本からも出店が可能になりました！
長い間、日本で新たなショップを立ち上げられない状況が続いていたので、これは本当に嬉しいですね！
現在、新しくショップを立ち上げることはできないのですが、ハンドメイドの海外販売サイトの中では本当に有名でオススメなので、
今回ご紹介させてください。また、 Etsy（エッツィー）で新しくショップを始められるようになったら、すぐにお伝えします！
- 2005年に設立された
- モール型のサイト
- 世界大規模のハンドメイドショッピングサイト、世界中で広く利用されている
- ショップサイトの基本言語を「日本語」に設定することができる。また自動翻訳機能がついているため、日本語で商品登録することもできる。英語はもちろん複数の言語に対応しているので、お客様の使用言語に合わせて自動で翻訳される仕組み
サイトが日本語に対応しているのはとても嬉しいですよね。
- 販売手数料は出品手数料・取引手数料・入金手数料の3つ
- 代行会社さんを挟まないのでダイレクトにお客様とのやり取りが可能
どうして、新しくEtsy（エッツィー）でショップを立ち上げられないの？
残念なことに、現在日本国内に住んでいる方がEtsy（エッツィー）で新しくショップを立ち上げようとしてもできない状況が続いています。
その原因は、2021年にEtsy（エッツィー）が新しく導入した「Etsyペイメント」という支払い方法が、日本にまだ対応できていないからです。
少しずつ「Etsyペイメント」の導入国は増えているのですが、2023年になった現在もまだ日本は導入されていません….
早く、世界最大規模のEtsy（エッツィー）で販売できるようになってほしいです。
2021年にEtsy（エッツィー）が新しく導入した「Etsyペイメント」という支払い方法が、日本にまだ対応できていないため、長い間日本から出店ができずにいました。
それがついに、外貨の受け取りが簡単にできる「Payoneer（ぺイオニア）」に登録すれば、日本からでも新規出店が可能になりました。
minne（ミンネ）
minne（ミンネ）について
- 2012年に設立された
- 国内大手ハンドメイド販売サイト
- 日本国内だけでも利用者数がとても多い
- 海外に住んでいる方に作品を販売する場合は、代行会社さんを通す必要がある→海外発送手続きなどを代行してくれる
作家さんは海外への発送手続きをする必要はありません。
海外のお客様から注文を受けたら、国内にある指定された代行会社さん宛てに送るだけ。
国内に住んでいるお客様への発送準備と全く同じです。そのため、販売手数料や送料など国内のお客様と同額です☺︎
日本ではお馴染みのハンドメイド販売サイトminne（ミンネ）でも、海外への販売をすることができます。
21万名の作家さんによる260万点の作品が集まる国内最大級のハンドメイドマーケット≪minne（ミンネ）≫
Etsy（エッツィー）との違い
Etsy（エッツィー）とminne（ミンネ）の大きな違いは、海外に住んでいるお客様が直接サイトに見にきてくれる確率です。
Etsyはいろんな国に対応している為、世界中のお客様がEtsyのサイトに直接アクセスして商品を見にいくことがほとんどです。
ですが、minne（ミンネ）は日本国内のサイトのみ。その為、海外に住んでいる方がわざわざ見に来てくれるのは難易度がとても高いんです。
Etsyはいろんな国の利用者を想定して作られていますが、minneは国内の利用者を想定したものです。
なので海外に住んでいる方からの自然なアクセスに対しては得意ではありません。
minneを使って海外へのお客様に販売したい場合は、InstagramやTwitterなどのSNSを使って自分の作品を知ってもらう必要があります。
SNSに「海外からでもminne（ミンネ）で作品を購入することができますよ」などと記載し、minne（ミンネ）への入り口を作りましょう☺︎
minne（ミンネ）の海外販売に関してのより詳しい情報は、公式ホームページと公式Noteに書かれてあったので、興味がある方は是非見に行ってみてください👀↓
Creema（クリーマ）
Creema（クリーマ）について
- 2010年にサービスを開始
- 日本最大級のハンドメイドマーケットプレイス
- 2016年に中国語版Creemaがスタートし、台湾と香港が販売先→自動翻訳機能をついている（対応言語は日本語と中国語）
Creema（クリーマ）で海外への販売を行う場合は、この「中国語版Creema」を利用します！
簡単に海外販売をスタートすることができますよ☺︎
- Creemaでの海外販売には承認制が適応されており、事前に申請をして審査を通過する必要がある
審査に落ちてしまっても、また挑戦できるので安心してくださいね！
- 中国語ネイティブの方によるサポートも受けることができるので、中国語がわからなくても安心
国内のハンドメイド販売サイトだと、minneに並んで有名なCreema（クリーマ）でも海外への販売ができます。
海外へ販売をしたい場合は、「中国版Creema」を利用するのですが審査に通る必要があります。
審査を無事通過できたら、自分の商品が「中国版Creema」に掲載されるという仕組みです。
Creema（クリーマ）の海外販売に関してのより詳しい情報は、公式ホームぺーに書かれてあったので興味がある方は是非ご覧ください👀↓
Creema公式HP（海外販売をしたい場合はどうしたらいいですか？)
Pinkoi（ピンコイ）
Pinkoi（ピンコイ）は、モール型のサイトで80パーセント以上が海外のお客様です。
Etsyと1番似ているかなと思います☺︎
モール型、海外に住んでいる方がダイレクトに見にきてもらえるという点からみても、
Pinkoiはとてもオススメです！
shopify（ショピファイ）
shopify（ショピファイ）について
- モール型ではなく自主サイト
- 175カ国で使われている
世界中に利用者が多くいます☺︎
- 海外販売することを前提に作られているので、通貨の設定やツールが海外販売したい方に優しい仕様になっている
海外販売だけでなく、国内販売もすることができます
- 日本に住んでいる方に向けて販売することもできる
自社サイトなので自分で集客する必要があります。
自分でお客様を集める必要がありますが、本格的にブランドとして自社サイトを運営したいという方にオススメです。
shopifyと海外販売の相性はとっても良いです！
ハンドメイド初心者さんにオススメの本
ネットで売れるハンドメイド副業で月10万円稼ぐ本
「ハンドメイド」で稼ぎたくなったら読む本
「ハンドメイド作品を売る方法」をいろいろな人に聞いてきました。
最新版 高くても売れる! ハンドメイド作家ブランド作りの教科書
誰でも海外に住んでいる方に向けてハンドメイド販売をすることができる
今回は、海外に住んでいる方に向けてハンドメイド販売をする方法についてご紹介しました。
海外に住んでいる方に向けてハンドメイド販売ができる5つの販売サイト
- Etsy（エッツィー）
※現在は、日本に住んでいる作家さんが新しく登録できない状況が続いています - minne（ミンネ）
- Creema（クリーマ）
- Pinkoi（ピンコイ）
- shopify（ショピファイ）
サイトの特徴はそれぞれ違うので、自分に合った販売サイトをみつけてみてください＾＾
「ハンドメイドの海外販売」と聞くと少し難しいイメージを持たれる方が多いです。
ですが、この記事を読んで「あれ自分にもできるかも！」と思った方もいるはず。
始める前や知る前は、「少し難しそう…」と感じるかもしれませんが、思い切って始めてみたら景色が違うかもしれません。
国内販売を頑張るのも、海外販売を頑張るのも、国内販売と海外販売の両方を頑張るのも全てOKです！自分に合った、やりたい販売方法を選んでみてください！
皆様が、自分の理想の働き方を見つけることができますように☺︎
副業大図鑑について
このサイトでは、世の中のさまざまな副業を取り上げています。
「本業だけではなくて副業も始めてみたいな。」「でも、どのように始めればいいんだろう？」などの疑問や不安を持っている方達に向けて、読みやすくわかりやすい記事を【副業大図鑑】ではお届けしています。
また、「副業を始めたいけど、今の自分にあった副業がまだわからない…」「自分に合った働き方を見つけたい」など、副業に興味があるけど、どの副業にするか悩んでいる方達に何かヒントを与えられる【図鑑】を作れたらという思いです！
【副業大図鑑】の記事が、皆様のはじめの一歩を踏み出す小さなきっかけになれば嬉しいです。
副業大図鑑 編集長Ume