□グラフィックデザイナーの仕事内容
グラフィックデザイナーの仕事内容は、クライアントやディレクターが届けたいデザインなどを理解し、ウェブページやパンフレットやチラシなど様々なデザインを行うことです。
グラフィックデザイナーがデザインするものは本当に様々で、アプリ、雑誌や新聞の広告などWeb媒体から紙媒体のものまであります。
また、ゲーム業界ではキャラクターのデザインを担当することこともあります。
自分のスキルを増やすことで、グラフィックデザイナーとしてできることも広がります!
□グラフィックデザイナーの副業を始めるために必要な資格やスキル
グラフィックデザイナーの副業を始めるために必須な資格はありません。また、美大を卒業していなくても大丈夫。
特別な資格や技術などがない未経験からでも、スキルを身につければグラフィックデザイナーの副業を始めることが可能です。
必要なスキル
主にIllustrator、Photoshop、Indesignのツールを用いてデザインをするので、これらのスキルは身につけておく必要があります。
グラフィックデザイナーはクライアントの要望をしっかりヒアリングし、届けたいターゲット層にみてもらえるようなデザインを作ることが求められます。そのため、マーケティングの知識があるとデザインの質が高まると同時に、自分自身の助けにもなるかなと思います。
グラフィックデザイナーの仕事で役に立つ資格
以下は、「自分のスキルアップや勉強のためにも、何か資格も取りたいな」という方にオススメな資格です。
必須ではないので持っていなくても大丈夫です
□グラフィックデザイナーのスキルを身につける方法、勉強方法
グラフィックデザイナーの副業に必要なスキルや知識を勉強する方法は、主に2つがあります。
①独学で勉強する
自分のペースでじっくりと勉強がしたい!という方にオススメな独学。
書籍や動画などでわかりやすくまとめられているものがたくさんあるので、自分に合ったものを探してみましょう!
グラフィックデザイナーの勉強ができる動画サイト
- ストアカ
- Udemy
独学のメリットとデメリット
メリット
・お財布に負担をかけずに勉強ができる
書籍や動画などを活用して、独学で勉強する方法は比較的お財布に優しいです。
自分のお財布と相談しながら、勉強にかける費用を調整することができるのでスクールに通うよりも勉強を始めるハードルが低い傾向にあります。
・自分の都合に合わせて勉強することができる
スクールのように、課題などの期限がないので自分のペースで学習することができます。
「自分がわからないところは、じっくりと時間をかけて勉強したい」「自分の勉強方法で勉強したい」など、
自分の都合やこだわりに合わせて勉強ができるのも独学の魅力です。
家事や仕事が忙しい方でも、隙間時間などで勉強がしやすいです。
デメリット
・必要な知識やスキルを学習できているか自分で確認する必要がある
「グラフィックデザイナーの副業を始めるために、これとこれを勉強しよう!」など、スクールのように勉強するべき範囲を教えてくれる人はいません。
自分でグラフィックデザイナーになるための道を作り、進む必要があるのです。
必要なスキルが十分に身についているのか、自分で判断しなければいけません。
また、わからないことがあっても教えてくれる人がいないので、自分で調べ解決する必要があります。
・途中で挫折しやすい傾向にある
スケジュールがしっかり決められているスクールと比べると、独学は途中で挫折しやすい傾向にあります。
もちろん独学でもスケジュールを立てて、効率よく勉強できる方も多いですがモチベーションを保つことが難しくなってしまう方も多いのです…。
②スクールで勉強する
計画的に勉強することができるスクール。
グラフィックデザイナーになるために必要なスキルの勉強法など、副業を始めるための具体的な道を示してくれるところも魅力的です。
スクールだと課題の提出などの小さなゴールも作ってくれるので、迷子にもなりにくい傾向にあります。
効率的に勉強したい!体系的に学びたい!という方にオススメです。
スクールのメリットとデメリット
メリット
①一緒に頑張れる仲間ができる
スクールでは、自分以外のグラフィックデザイナーになりたい!という方と出会うことができます。
将来、独立した時に同じグラフィックデザイナーをしている方などとの繋がりがあると自分の助けになるでしょう。情報の交換も大切です。
②モチベーションを維持することができる
スクールでは、グラフィックデザイナーになるための具体的な道を用意してくれています。副業を始めるまでの長い道だけを見せられてしまうと、頑張り方がわからなくなってしまうことがあります。
ですが、スクールでは、課題の提出など小さな目標が何個も用意されているなど工夫されているので、比較的モチベーションを維持しながら「道」を進むことができます。
③困ったときに聞ける人がいる
勉強をしていて、疑問や困ったことがあった時独学だと聞ける人がいないので自分で解決する必要がありました。
ですが、スクールだとそういった自分が困ったときに聞ける人がいます。
本当にわからないことを教えてくれる人がいる環境があることは、スクールの大きな魅力です。
デメリット
①スケジュール管理が難しくなってしまう方もいる
通う必要があるスクールも、オンラインスクールも自分のスケジュールの中で決まった時間を確保する必要があります。
課題や面談などもあるので、仕事が忙しかったり、家事や子育てが忙しかったりなどで疲れていると負担に感じる方もいるかもしれません。
②初期費用にお金をかける必要がある
スクールは、幅広いスキルや技術を効率よく勉強することができますが何十万円もの費用がかかってしまいます。
スクールに通うことのメリットは大きいですが、お財布のことを考えると悩む点です。
□グラフィックデザイナー副業の案件を獲得する方法
グラフィックデザイナーの副業案件を獲得する方法は、主に4つあります。
①クラウドソーシングを活用する
クラウドソーシングサイトとは?
仕事を依頼したい人と、仕事を受けたい人を繋げてくれるサービスです。契約やメッセージのやり取りなど全てオンラインで完結できます。
サポートもしっかりされているので、初心者さんでも安心です。
クラウドソーシングサイトの特徴
- 単発の案件が多い
- 基本的に仕事獲得方法がコンペ形式
- 手軽に仕事が獲得できる
- 初心者さんなど実務経験が少ない方でも実力があれば、仕事が獲得しやすい
②フリーランスエージェントを活用する
初心者さんで、お仕事を獲得できるか不安な方にオススメなのがフリーランスエージェントの活用です。
仲介手数料は発生しますが、その分クライアントとの交渉のサポートなど面倒な作業を全て代行してくれるので安心です。
フリーランスエージェントの特徴
- 「週2で働きたい」など希望の働き方の案件を見つけやすい
- 仲介手数料が発生する
- サポートが充実している
- 働き方についてわからないことは相談できる環境があるので安心
- グラフィックデザイナー副業の案件の探し方に悩んだら、まずは「フリーランスエージェント」を活用することをオススメする
③スクールで紹介してもらう
スクールの中には受講終了後に、副業案件を紹介してくれるところもあります。
スクールの特徴
- スクールで勉強した方が活用できる特典
- 紹介してくれるクライアントさんは比較的、初心者さんであることを理解してくれていることが多い
- 駆け出しの方でも仕事を獲得しやすい傾向にある
④直接受注する
知人や友人の中に紹介してもらえるツテなどがあればお願いする方法もあります。その場合、直接受注となります。
直接受注する場合、契約手続きなどの面倒な部分も全て自分1人で行う必要があります。
しっかり行わないと、後々トラブルの元になってしまうこともあるので注意が必要です。
直接受注の特徴
- 知人や友人の紹介
- 自分でWebサイトやSNSを用意して仕事を受注することもできる
- 仲介手数料は発生しない
- 契約手続きなど全て1人で行う必要がある
- お金のやり取りでは特に注意が必要
グラフィックデザイナーの副業を始める上で大切なこと
最後に、グラフィックデザイナーの副業を始める上で「大切なこと」をご紹介します!
- 意識的に素敵なデザインを見つけてみるなど、積極的にインプットしてデザインの引き出しを増やすこと
- クライアントさんの希望などを言葉にして伝えてもらえるよう、コミュニケーションを大切にすること
- 納期に合わせてスケジュールを進める管理能力を持つこと
- 自分が満足するだけのデザインではなく、届けたい人に向けたデザインを作ること
届けたい人に向けたデザインを作ることは、深い顧客理解と表現力などが必要となるので、はじめは難しいと感じるかもしれません。
積極的にデザインや技術のインプットすることを大切にしましょう。
グラフィックデザイナーの副業を始めてみよう!
今回は、グラフィックデザイナーの副業についてご紹介しました。
副業大図鑑編集長から
初心者さんでも、必要なスキルを勉強して習得できたらグラフィックデザイナーの副業を始めることはできます!
デザインの大学を卒業していない方でも大丈夫です。
大切なのは、積極的にデザインをインプットして自分の中の引き出しを作ることです。
始める前は、色々と考えてしまい難しく考えがちですが、まずは一歩を踏み出してみましょう!
そんなはじめての一歩を踏み出すきっかけを作れたら嬉しいです。